出雲神話の最強の登場人物、スサノオノ(素戔嗚)!
魅力溢れるスサノオは各地、山間に多く祀られているようです。
又、イナダヒメ(稲田姫)と一緒に祀られている場合が多いです。
巡った神社などをご覧ください。大社造り本殿が多いのは、出雲地方の特徴です。
熊野大社 大社造り 祭神は左向き
紀伊 熊野三山との関連が気になります。
熊野三山の主祭神は、家都美御子大神(けつみみこのおおかみ)で、国常立命(クニノトコタチノミコト)で、素戔嗚尊と同義です。
古事記の「木の国」は「紀の国」でしょう。
どのような旅をして辿りついたか、これも気になります。
- 主祭神は、素戔嗚尊の尊称クシヌケミヌノミコトです
- 小さな川を渡って境内へ
- 妻の稲田神社、母の伊邪那美神社が左右に在ります
- 大社造りの立派な拝殿
八重垣神社 大社造り 祭神は左向き 稲田姫と一緒に祀る
「八雲立つ 出雲八重垣 妻籠みに 八重垣作る その八重垣を」と詠い、稲田姫と新居とした。
「八」に込められた思いとその象徴は、現代にどのように伝わっているのでしょうか?
- 境内案内図
- 門外に夫婦椿 境内と合わせ3つの「夫婦椿」があり、この椿を見ただけでも縁結びのご利益があるそうです。
- ここ「佐久佐女の森」の地に、八重垣を造って稲田姫を隠して、八岐大蛇と戦った。 その地に宮を造った。
- 拡大してみてください
- 稲田姫が飲み、自らを映した池 「鏡の池」の縁占い
日御碕神社 天照(下の宮)と素戔嗚(神の宮)を祀る
日御碕神社は、島根半島の最西端に在ります。出雲大社から1時間弱。
神の宮(素戔嗚)は、根の国の根源とされる「隠れケ丘」に在った。(安寧13年まで)
天照もここに降臨したとあるが、国譲りの象徴なのだろうか?
- 出雲大社の西側 建御雷が剣の上に座った「稲佐浜」
- 日御碕の向うに社あり 日御碕神社下之宮 経島 天照降臨の地とも
- 日御碕灯台 西を見渡す眺望抜群
- 日御碕神社 こちらが素戔嗚命
須佐神社(須佐大宮) 大社造り 祭神は左向き 稲田姫と両親も祀る
神戸川の支流(須佐川)沿いに、ポツンとありました。
山間に隠れるように建っています。ここに素戔嗚一家が集まっています。
- 須佐神社拝殿
- 本殿は弥生の高床式倉庫に酷似 意宇六社などの本殿も同じです
- 由緒書き
- 七不思議 後世のお話だろう
斐伊神社 大社造り 稲田姫も祀る
斐伊川下流沿いにあります。小さな神社で社務所に人はいませんでした。
- 洪水を避けて高台に在ります
- 神社裏側からみる
鏡ケ池
稲田姫が、髪を梳く時に自分の姿を映し、髪を梳いた池。
又、この池の水を使い八塩折の酒を造り、八岐大蛇に飲ませたという。
- この水で、稲田姫は洗った
- この水で、稲田姫はお酒を造った
金屋子神社 主祭神は金山彦命と金山姫命、他に素戔嗚命を祀る
金属作りの金屋子神。今までの神社と違って、時代は下ります。
たたら製鉄の守護神として、製鉄関係者、鍛治、鋳物師などの崇敬を集めています。
隣の「金屋子神話民俗館」で、たたら製鉄の歴史などが詳しくわかります。
ただ、今年の11月で閉館してしまうようです。残念ですね。
- 鳥居です
- 拝殿 本殿は大社造り
- 由緒書き
- けら(鉄分 50%位)
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