亀の瀬は生駒山地と金剛山地の間を流れる大和川の渓谷で、奈良盆地と大阪湾を結ぶ、古来からある交通の要衝です。写真を見ると判るように、かなり急流であり、ここを船で通るのはなかなか技量が必要だろうと感じました。
又、ここは大規模な山崩れがあり鉄道トンネルが押しつぶされるなど、非常に危険な場所でもあります。山崩れ対策を継続的に行っている重要な施設がり、そこにある「亀の瀬地すべり資料室」を訪れました。
古代奈良湖から水が排水された唯一の川(大和川)がどのような場所にあり、その歴史推移に興味がありましたので、係りの方にお聞きすると、即、古代、奈良盆地は奈良湖であり、その水がここ亀の瀬から排水されたと言われました。
あっさりとした回答でしたが、本webの神武東征の実相 「奈良湖」が「盆地」に変わっていく の内容を確かめられました。
下記写真は、「亀の瀬地すべり資料室」の展示内容抜粋です。
又、亀の瀬を探っていたら、Youtubeに判りやすく解説している動画がありましたので、紹介します。”「タツカメ学園特別授業」亀の瀬バージョン”です。
面白い演出の中に教えてくれる内容があります。
番組内で紹介されたスライドです。
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