2024秋 東洋のマチュピチュ

「別子銅山」は、住友グループ発祥の地である四国新居浜にあります。

年表では江戸期からとなっていますが、実際には戦国時代末期から銅を掘り始めたようです。
長きに亘り、住友と国は富を得てきました。
今でも住友グループに入ると、ここを訪れる新人、幹部が居るといいます。
この山は住友林業が管理して、2025年の大阪万博で木を使ったパビリオンを作るそうです。

鉱山鉄道は別子の山を貫いています。
マチュピチュとも言われるこの地域は、東平(とうなる)と呼ばれますが、最盛期には5000人もの人々が暮らし銅を掘っていました。 1つの町でした。
長崎の軍艦島(端島)を思い起こさせますが、全国の鉱山(大館、三池、夕張など)にも同じような町と鉱山があり、厳しい中必死に生きた人々の声が、風に乗って聞こえてくるようです。

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