巡る旅Ⅱ 斑鳩・奈良編

時代は下り、斑鳩・奈良から京都の紅葉を巡りました

2018年11月の終わりに、奈良、京都の紅葉を兼ねて出かけました。

斑鳩は聖徳太子、東大寺は聖武天皇、興福寺は藤原氏と権勢を誇った人々の跡です。
京都南東福寺と伏見稲荷の紅葉を見て歩きましたが、人の波に乗っているようでした。

そして、方丈号と名付ける元とさせてもらった、鴨長明さんの方丈庵跡を訪ねます。
方丈庵跡の傍にたたずむ、「方丈号」です。

近くの平等院が最後の訪問先です。

法隆寺・中宮寺

・聖徳太子は、お寺を中心とした行政区・都を斑鳩につくりたかった。
・結果、次の世代ははついてこれず、死後は明日香の地に戻っていった。
・中宮寺は尼寺。半跏思惟像はなるほど、優美にして奥深く感じる。魅力的。
・駐車料金は、700円。お寺のすぐ側で便利。

金堂と五重塔

 

興福寺

・藤原氏の立派なお寺だが、中金堂が再建なったばかりで、なにか雑然とした感じ。
・東金堂は国宝をただ並べているだけで、祈るのか、観るのか、どっちつかず。
・外国人観光客だらけでお祭り状態。ゆっくり味わう雰囲気ではない
・周辺の駐車料金も2400円と最高値。

東大寺

・さすがに大きい、よくぞ、700年代に、盧舎那仏と共に建てられたものだ。
・約50年前の修学旅行を思い出す。柱くぐりは同じでも、参拝客は全く違う。
・鹿の糞を避けながら、修学旅行生と外国人観光客の海を抜けて進んだ。

東福寺

・東福寺駅側の駐車場が運良く空いていたので駐めた。(料金2000円)
・禅寺だが、境内は人一杯、庭は紅葉一杯。 超有名な紅葉の名所!

伏見稲荷大社

・千本鳥居をくぐり熊鷹社から降りてきた。鳥居の数も、外国人観光客の数も半端ない。

醍醐寺

・人も多いがよく整備された境内。門横の木々は昨年の台風で殆ど倒れた。
・奥の池の紅葉を前に、食事処が有り、紅葉を観ながら楽しく昼食。雰囲気も良く満足。
・駐車料金は、大型車並みの2000円(キャンピングカーで背高のため)

 

鴨長明の住居跡(長明方丈石)

・住宅街を抜け裏山に上がり、徒歩で住居跡に到着。・・・ここに来たかった!
 でも、昨年の台風の影響か、木々が多くなぎ倒されており、道は歩きにくい。

・喜撰法師の、「わが庵は 都のたつみ しかぞすむ 世をうぢ山と 人はいふなり」
 を手本に、鴨長明はここら辺(京都南東部)に居を構えたのだろうか。
方丈庵は組立・可搬型の庵だそうで、現代のキャンピングカーに相当します。
・又、床面積もほぼ同じなので、我がキャンピングカーを“方丈号”と名付けました。
  床面積比較 方丈号:1.88×4.88=9.17.㎡   方丈庵:3.03×3.03=9.18㎡ 

平等院

・宇治川に沿った地。庶民は池越しに阿弥陀如来像を拝む、と50年前に聞いた。
・紅葉がきれいでした。境内もよく整備されていた。

 

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