西忠行

神武東征の実相

=第六章= 1.欠史八代の事績(綏靖から開化迄) AD280頃~

1)両系相続で出雲勢力を取り込む 出雲国譲り後に神武は奈良盆地を制圧した。しかし、奈良盆地に先に居た出雲勢力は影響力を持ち浸透していたので、その力を邪馬台国勢力に取り込むため、「言向け和す(ことむけやわす)」を実践していった。 邪馬台国から...
神武東征の実相

=第六章= 2.祭祀と墳丘墓の移行(大王型前方後円墳へ)

1)祭祀と墳墓の移行期 3Cから4C初めにかけて、出雲、吉備の大規模墳丘祭祀が奈良盆地にもたらされている。 纏向型前方後円墳から大王型大型前方後円墳へ移行してくのが、この時期である。 各代の墳墓形式は次の通り(宮内庁天皇陵より) ①神武:円...
神武東征の実相

=第六章= 3.崇神は大国主を祀り上げて支配を拡大

4C前半孝霊、 孝元、開化の時代に四道将軍など能力発揮する人物が現れ、後に続く崇神が神武と同じように強いリーダーに成長した。崇神は物部氏たちを動かし、次々と政策を打ち出し、奈良盆地を固め、全国に支配を広げた。1)拡大戦略①奈良盆地の出雲勢力...
神武東征の実相

=第六章= 4.四道将軍と景行九州征伐

1)四道将軍第2代から9代までの大王たちの政権強化の過渡期を経て、第10代崇神は、邪馬台国東遷の残存抵抗勢力を追討する決意を固めた。従わない西海、丹後、北陸、東海の4つの地方に、皇子たちから成る追討将軍(四道将軍)を派遣して、各地を征服した...
神武東征の実相

付表 古代年表

本稿を書くに当たって、出来るだけ、時系列に出来事を整理した。文献が少ない中、三国史記(新羅本記)が3Cの記述が多く、それと魏志倭人伝、好太王碑文、百済本記、高句麗本記を合わせ、古代天皇在位10年説を基に構成した。
神武東征の実相

付表 古代VS列島古代年表

本稿を書くに当たって、出来るだけ、時系列に出来事を整理した。文献が少ない中、三国史記(新羅本記)が3Cの記述が多く、それと魏志倭人伝、好太王碑文、百済本記、高句麗本記を合わせ、古代天皇在位10年説を基に構成した。半島VS列島古代年表