神武東征の実相

神武東征の実相 神武東征の実相

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神武東征の実相 2023.2 改訂版 本文36頁 
半島VS列島古代年表   4頁

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古代を巡る旅

神武東征 生まれてから日向出発まで

神武東征の九州にまつわる事跡を、2022、2023年秋に巡りました。 神武(神日本磐余彦)が日向を出発して、いくつかの地に寄港しながら遠賀川河口までやってきたと、古事記、日本書紀にはあります。 その後、安芸、吉備を経由して近畿に入り...
古代を巡る旅

神武東征 北上する船旅の虚実を追う

前号では、神武が生まれ育ったところを訪ねました。 ここでは、神武が美々津の浜を船出してから宇佐に立ち寄るところまでを巡り、現地で東遷伝説の虚実を確かめます。 内容 1.何故、船で日向灘を北上したのでしょうか? 2.経由地を訪ねて...
神武東征の実相

はじめに 目次

神武東征の実相 -饒速日から神武、崇神に至る鉄の路- 2017年に熊野花の窟屋神社を訪問して以来、日本神話の世界から飛鳥時代まで、特に文字に残されていない歴史に興味が湧きました。その後、方丈号でいろいろな場所を訪ね、様々な方々のお話を聞...
神武東征の実相

=第一章= 日本書紀は神代から始まり持統で終わる

1-1.神武大王は実在したか? 1-2.日本書紀とは 1-3.持統は何をしたか? <<  <                                   >
神武東征の実相

=第一章= 1.神武大王は実在したか?

神武東征は古事記にも日本書紀にも書かれている。 実際の出来事なのだろうか? 九州高千穂の峰に降臨した天孫族の三代目である神武は、瀬戸内海を経て紀伊半島沿岸を回り熊野を越えて、ようやく八咫烏に導かれて太陽を背に奈良盆地の南、吉野に降臨し...
神武東征の実相

=第一章= 2.日本書紀とは

天皇家、天孫族は天照から連綿と続く万世一系の現人神であり、“日本”を統治する唯一の存在であることを国内外に明らかにする書である。 神が統治する国である。 日本書紀は天孫降臨を軸に、倭から日本(ようやく国というものを意識した)に至る国家像の...
神武東征の実相

=第一章= 日本書紀は天武が詔を発し、持統が完成させた

持統については、別文(“さらら”の懐いと想い)に詳述 1)二人の事績 ①天武が日本書紀編纂の詔を発し、持統が完成させた。 ②官僚と法律を重視する飛鳥浄御原令を、天武が発し持統が施行した。 ③持統は、現人神である天皇を継承する儀式形式...
神武東征の実相

=第二章= 大陸、半島からの影響

2-1.「現代日本人」が鉄と共に誕生 2-2.鉄と銅で、社会が劇的に変化  BC3C~ 2-3.銅鏡と銅鐸の原型が入ってきた BC3C~ 2-4.神仙思想も入ってきた BC3C~ <<  <               ...
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=第二章= 1.「現代日本人」が鉄と共に誕生。 

BC300~  二重構造説に、大量の弥生渡来人が重なる。 1)BC12000頃~BC1000頃 縄文人が活動していた。 日本海側、太平洋側とも、沿岸沿いに丸木船が行き来して、黒曜石などが流通していた。 ほかの地域との交流を積極...
神武東征の実相

=第二章= 2.鉄と銅で、社会が劇的に変化  BC3C~  豊かになって戦闘開始

1)青銅と鉄が同時期に入ってきた。 他の世界では、青銅文化の後に鉄文化となるが、列島にはほぼ同時期に両方が流入した。 つまり、青銅器時代は殆どなく、青銅、鉄共存の時代となった。 鉄は武器、農耕器具など多様に使われ、青銅は錆びないので祭...
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